ラディッシュの育て方を徹底検証しました!別名はつかダイコンと呼ばれるように、本当に20日で育つのか?鉢植えや地植え、日の当たり方で育成はどのように変わるのか?様々な環境でのラディッシュ栽培実録ブログ。
ラディッシュは大根の仲間なので、若い双葉はカイワレ大根とおなじように食べることができます。
たとえば、種を蒔きすぎてしまって間引きするときの双葉も、捨てずにカイワレとして食べられますし、最初からカイワレだいこんの栽培を目的に、スプラウトとして育てるのもありですね。
カイワレ大根は、種に詰まった栄養素で発芽したばかりの若い双葉の部分です。
わざと光に当てずに発芽させ、徒長(とちょう)させてひょろひょろっと長い双葉のカイワレ大根がスーパーで売られていますよね。
徒長とは、育つための光が足りずにひょろっとか細く育った双葉のことを言います。
又は、水分が多すぎて双葉がどんどん水を吸って成長し、ひょろひょろっと長く育ってしまうのです。
畑では、根っこと双葉の間が短く、土からすぐ双葉が出るような茎の短い苗が良いとされていますので、徒長をいかに防ぐかが上手に野菜を育てるコツになるわけです。
ちょうど発芽時期が曇っていたり、毎日お水をあげて土がびっちょり湿っている状態だと、苗も徒長しやすくなってしまいますのでラディッシュを育てるときは要注意ですね。
ただし、カイワレ大根は逆に徒長したやわらかな茎を頂きます。
柔らかく繊細なカイワレ大根、サラダにおいしいですよね。
ラディッシュの種が余ってしまって困った場合は、カイワレ大根を育ててみましょう。
準備するのはいたってシンプルな下記の道具。
カイワレ大根は、マグカップのコップの底にキッチンペーパーを敷き、お水をたっぷり含ませて種をばら撒き、アルミフォイルを何重かにかぶせしっかり光を遮断して温かいお部屋に置いておくだけです。
ラディッシュを育てるより簡単ですね(^_^;)
気温が20度くらいあれば、数日でカイワレ大根として芽が出ますよ!
たぶん、春ぐらいでしたら、お部屋の温度も20度くらいになっていると思いますので、すぐ発芽します。
お部屋の中でも上の方が空気の層の温度が高いので、みんなが集まるリビングの棚の上などに置いておくと良いでしょう。
発芽したら日中ほんの数時間だけ双葉に光を当ててあげると、綺麗な緑色のカイワレ大根になります。
カイワレ菜は、種に含まれている栄養素とお水だけで育ちますので、肥料や液肥などは不要です。
気温が高くなったら、お水が腐りやすくなるので、発芽した後はお水を一日に一回は交換してお水が腐るのを防ぎましょう。
また、以前スーパーで売られていたカイワレ大根でO-157が見つかり問題になったことがありました。
O-157などの危険な菌類も、水道水に含まれる塩素で洗浄することができますので、できたカイワレ大根は良く洗って食べましょう。